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ブロディ27回目の命日 

ブロディ27回目の命日〜たかぶろ プロレスVarious!〜

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1988年7月17日。
ブルーザー・ブロディ死去。


あれから27年も経つ。
今日、7月17日はブロディの命日。

今の若いプロレスファンはピンとこないかもしれない。
昭和プロレスを支えた〝強豪外国人レスラー〟のひとりだ。

昨今の日本プロレスでは〝強豪外国人レスラー〟が持つ、特有のワクワク、ドキドキ感を味わう機会がなくなってしまった。
ただ個人的には先日のWWE日本公演に於けるブロック・レスナーは久々に〝強豪外国人レスラー〟を味わった。
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昭和時代、ブロディは全日本プロレスと新日本プロレスを渡り歩き、馬場、猪木、鶴田、天龍らと激闘を繰り広げた。
スタン・ハンセンとの〝超獣コンビ〟は見事に一世風靡した。
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今日はブロディの命日ということで、YouTubeでブロディの入場曲を見つけました。



原曲はレッド・ツェッペリンの『Immigrant Song(移民の歌)』。
実際にブロディの入場曲はこのインスト・アレンジバージョン。
(現在、新日本の真壁選手が『Immigrant Song』を入場曲に使用しているが・・・この件についてはノーコメント。)

1988年7月17日。ブロディは遠征先のプエルトリコのプロレス会場の控室で、ブッカーであったホセ・ゴンザレスと口論になり、腹部など数カ所をナイフで刺され、搬送先の病院で出血多量のため亡くなった。

大物外国人レスラー、ブロディの訃報は当時のプロレスファンにとって衝撃だった。

当時、学生だったボクは学校帰りに寄った書店で、ブロディの死を伝える週刊プロレスの表紙を目の当たりにした時の衝撃は今だに忘れられない。
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ブルーザー・ブロディはリング上での暴れっぷりと裏腹にプライベートのブロディはとても〝インテリジェンス〟だった。

そこで当ブログではブロディ27回忌だからというわけではないが、昭和プロレスファンで知られる野末陳平氏とブルーザー・ブロディの非常に珍しい対談をアップします。
(T管理人)



【対談】ブルーザー・ブロディVS野末陳平

野末「まず最初にお聞きしたい。レスラーになる前は何になりたいと思っていましたか?」

ブロディ「ジャーナリズムを勉強して記者になりたかった。スポーツ全般の記者が目的だったが,もちろんその中でもレスリングの記者になりたかった。」

野末「ではどうして記者にならないでレスラーになったのですか?」

ブロディ「少しの間記者をやったのだが、それまでスポーツをやってきたので、どうしても他人がやっているスポーツに関心を持つより、自分が当事者としてスポーツをやり、スポーツそのものを自分で追求したほうが自分のためだと考えたからだ。」

野末「プロレスは日本でもそうだし、アメリカでも他のスポーツに比べてやや社会的地位が低いですね。」

ブロディ「プロレスのことをいろいろ言う人間がいる。たとえばあれは”ショウ”だとか。
しかしフットボール、ベースボール、サッカーなどでもチア・リーダーがいて、ハーフタイムなどはそれ自体がエンタテイメントになっている。プロレスもいろいろな格好をして出てくるけど、実際は体と体のスポーツであり、本当のスポーツ性は失われていない。」

野末「スポーツとショウの考え方がむずかしいんだね。」

ブロディ「スポーツもエンタテイメントも、それぞれ独立しているのではなく、ふたついっしょになって成り立っているものなんだ。そうでないと、お客はお金を払って見る価値がなくなってしまう。」

野末「ボクもそれと同じ考えだけど、世の中にはいろいろ言う人間が多いんだよね。」

ブロディ「それはプロレスを何も知らないからだ。たとえば日本の相撲がアメリカでもテレビで放映されるが、アメリカではあれはショウだと言ってみんな笑って見る。あんなに太っている人間がスポーツなんか出来るわけがないというんだ。実際は相撲は真剣にやっているのだが、知識がないから非難する。知らない人間はいつもそうなんだ。プロレスだって相撲と同じことが言えるのではないだろうか?」

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野末「あなたのレスラーとしての誇りは何ですか?」

ブロディ「レスラーは自分の肉体が一番大切な自己表現。すなわち自分の作品と考えなければならない。私は他のスポーツ選手よりも、また他のレスラーよりもはるかに”いい体”をしていると自身を持っている。」

野末「あなたの活躍を聞いていると、まるで”求道者”のイメージだ。普通、レスラーはお金のためと考えるのが、一般的なのだが。」

ブロディ「私の場合、どんな仕事でもお金のためではない。仕事というのは、自分がそこから何かを得るものなんだ。それだからこそ、仕事は意義がある。もし、お金のためにだけ仕事があるなら、こんなにつまらない生活はない。生きている時間の大部分は仕事にとられるのだから、出来るだけそこから、金ではない、精神的な何かを得ようとしないと、この人生がもったいない。」

野末「じゃあ、レスラーとして今までにどんなことを得ましたか?」

ブロディ「いろんな国へ行っていろんな人々に接した。これだけでもレスラーになった価値は充分あると思う。どの国にもそれぞれの文化があり、その国の人を見ればその国の文化がわかる。特に私は公園に行くのが大好きなんだ。公園で子供とお母さんが遊んでいるのを見ると、その国の文化がだいたい判る。」

野末「それは、おもしろい話だね。では、レスラーとしての喜びは?」

ブロディ「自分のレスリングをお客が見ることによって、世間のしがらみや、いろんな問題、あるいは厭なことを忘れて、楽しんでもらうことである。そして、もう一度見に行こうと思われることが、一番うれしい。」

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野末「あなたのような理論家なら、プロレスについて、いろいろな考えを持っているでしょうね。」

ブロディ「イエス、プロレスは私にとって唯一の”自由”のあるスポーツである。思い切り自由を泳ぐ事が出来、その中で自分をのばすことが出来る。ほかのスポーツはルールがきびし過ぎてつまらない。プロレスはその自由の中で、何がおこるかわからないところに、そのよさがある。だから、プロレスを悪く言う人がいても、私はいっこう気にしない。」

野末「つまりプロレスはほかのスポーツとは、少し内容が違うんだよね。」

ブロディ「私にとっては、テニスやベースボール、サッカー、フットボールといろいろなスポーツの中で、プロレスが最高のものである。これほど相手と激しくタッチし接触するものはないだろう。誰よりも強い肉体を持っていないと相手にやられてしまう。」

野末「その中でプロレスはヘッド(頭)のよさが、大きいウエートをしめているように思われますね。」

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ブロディ「プロレスにとっては、それはひとつのパート(部分)でしかない。体、サイズ、敏捷性、パワーなどが総合されてプロレスはある。ハーリー・レイスのように、非常に頭のいいレスラーには、私はパワーで相手と対抗する。」

野末「あなたはものすごくトレーニングをするようですね。」

ブロディ「トレーニングはレスラーにかぎらず、普通の人にも大切なものだ。体をシェイプアップさせ、健康を保つためにも特に体の大きい人にはなおさら必要なものである。」

野末「どんなトレーニングするのですか?」

ブロディ「家に帰るとジムがあるのでそこで練習するが、私は毎日、5マイル散歩する。私の住んでいるところはカントリーサイド(田舎)で起伏が激しく、ときにはうしろ向きで散歩することもある。」

野末「どこを重点的に鍛えるのですか?」

ブロディ「どこよりも大切なのは足である。どんなスポーツでもすべて立っておこなう。日常生活においても、片腕では暮らせるけど、片足では暮らせない。常にストロンゲスな足を持っていることが大切。日本では専門のレポーターでさえ、馬場の腕は小さいという。しかし私は馬場の足を見ろと言いたい。非常に太くて強い。普通の人は筋肉といったらすぐに腕や胸を見る。だが、胸などは筋肉のつけやすい部分である。しかし足はまことにつけにくい。足の次に大切なのが背中。とにかく見せかけの筋肉をつけてもなんにもならないのだ。それとトレーニングには集中力が大事、これがないといくらやっても意味がない。」

野末「ところで家族のほうは?」

ブロディ「私は独身で家族は誰もいない。これまで一度も、結婚した経験がない。」
(その後ブロディは結婚した。)

野末「ハンセンには可愛い子供と美しい奥さんがいると語っていたが、その年で独身だとアメリカでは変な目で見られたりしませんか?」

ブロディ「昔は若い間に結婚をして子供を作るのが、世のならわしあった。しかし現在はアメリカでも30代、40代で独身の男性、女性が非常に増えてきた。つまり80年代はそういう時代になってきたのだ。人口制限がおこなわれ、人々は個人の生き方、自分を見つめて生きるようになった。
おそらく日本でもあと10年から20年したら、アメリカと同じようになるだろう。そうしたときはそれを誰も偏見と思わなくなるのだ。」

野末「家族がいないとさびしい面もありますね。」

ブロディ「結婚して子供を持つと、おのずから自分のやっていることに対して、妻や子供に責任を持たなければならない。レスラーという職業には、その点で非常にむつかしい面があるのだ。」

野末「ガールフレンドもいないのですか?」

ブロディ「たんなる話し相手の友達ならいる。男と女の関係よりも私は人間対人間の付き合いを重視する。経験についても私は家族という小さなものにとどまって生きるよりも、もっと大きな世界や集合体、国家など視野を広げて生きていきたい。私はそこらへんの道にころがってる石コロより、もっと大きなものになりたいのだ。これは冗談だが、私はたとえ何歳になっても、丈夫な肉体をもっているつもりなので、老人になっても普通の人と同じような結婚が出来ると思うし、立派な子供も持てると考えている。」

野末「年をとってからの肉体の維持には相当な神経を使っているように感じられるが、理由はなんですか?」

ブロディ「それはこの世界で十年ぐらいやっていると、『あいつはもう終わりだ。もうだめになった。見ろ!もうお払い箱だ』と言われる。だから私の目標は長命だ。これまで八年間レスリングをしたけれど、もう八年のあとに人は、『あいつは十年前にはすごかったのを覚えているよ』とは私も言わないだろう。『あいつは十年前にボクが見たときよりも今のほうがもっとよくなっている』と言っているはずだ。これが私の目標であり夢だ。」

野末「最後にあなたが使う技で驚きなのは、ドロップキック。あの身軽さには本当におどろかされる。」

ブロディ「それは自慢ではないが、ほとんどのレスラーは私の今あるようなコンディションにない。コンディションに関する限り私はトップクラス、おそらく99パーセントのレスラーよりも上のところにある。コンディショニングのおかげで、私は同じ体格や、あるいはもっと小さなレスラーでさえ出来ないようなことも出来るのだ。ドロップキックはそのうちのひとつでしかない。」

野末「本当にあなたほど、プロレスをスポーツと考え自分の肉体を追求している人はめずらしい。それに、すべてに論理的な思考も尊敬の一語に尽きます。」

ブロディ「そういわれると自分としてもこんなにうれしいことはない。人に理解されると人間は素直に喜ぶものだ。しかし、アメリカでは私のことをキングコングとかエイプマン(類人猿)と呼んでいる。まあそれは、ファンの見たがっているイメージで私をそのように呼ぶのだからしかたないけど・・・」
ー昭和55年3月収録ー


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Posted on 2015/07/17 Fri. 18:05 [edit]

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