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ウィリアム・モリスのように ~浦島太郎の独り言~ 


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ウィリアム・モリスのように

『未来を照らす為に、過去の闇の中へ迷い込んでしまった』

19世紀のデザイナー、ウィリアム・モリスに対してある批評家が放った言葉を思い出した…。

…12月1日、月曜日。

僕は10年以上ぶりに〝聖地〟後楽園ホールに足を運んだ。

『Road to INOKI BOM-BA-YE 2014ファンフェスタ』

アントニオ猪木が後楽園ホールに来場するからだ。

ここのところ〝大会場〟にしか現れない猪木。

ここ十数年〝プロレス引きこもり〟だった僕は〝猪木〟と〝後楽園ホール〟という二つのキーワードに茨の心を動かされた。

平日の午後三時。
隣には東京ドームが見える。
ドンヨリとした曇り空。
今にも泣き出しそうな空模様。
周囲は人の気配もあまり無く、閑散としている。
時折冷たい風が僕の頬を優しく撫でる。

目の前にはあの青いビル。
その五階に〝聖地〟がある。

どうやら青いビルは現在改装中らしく、建物の下半分は白いベールで覆われていた。

僕はこの覆われている白いベールがとても邪魔に思い、納得いかなかった。

僕は早速、先着で配られるイベントの入場整理券を求めて、五階にある後楽園ホールへと続く階段に並ぶ。

懐かしい。
この暗くて狭い、〝聖地〟へと続く階段の黒い壁には辺り一面、プロレスの落書きだらけ。

非日常的空間。

だがその殆どが80〜90年代に描かれた物だと即座に分かった。

落書きには猪木、前田、長州、天龍、ハンセン、ブロディ…などの名が。

プロレス黄金時代のファンの熱が壁にこれでもかと書き殴られている。

だがそこには悲しいかな〝現在〟が無かった。

僕の脳裏には不協和な言葉が瞬時にして駆け巡った。

もはや後楽園ホール名物の落書きは遺跡と化していたのだ。
焼け野原とも言える。

とにかく〝落書きの時間〟が〝あの頃〟で止まっているのだ。

もう二度と〝あの頃〟に会えないの?

ちょっと待ってくれ!
僕は〝プロレス〟に対してまだ何も伝えていないんだよ。

僕のプロレスへの想いと感謝。
何一つだよ。

僕は人生をプロレスに捧げてきた〝心に茨を持つプロレス者〟。

プロレスは
時には胸いっぱいの夢を。
時にはロマンを。
そして〝気付き〟というものを僕にくれた。

幸せだった。

他には何もいらなかった。

だが、
時には思い切り裏切られたりもした。
時には恨んだりもした。

プロレスはとても意地悪だ。

それでも僕は…それでもプロレスから目を逸らす事は無かった。

”So long ago
Was it in a dream, was it just a dream?
I know, yes I know
Seemed so very real, it seemed so real to me”

そして僕はこのブログを始めた。
そう、全てはプロレスのために。

まるで19世紀にデザイン運動を起こしたウィリアム・モリスのように…。


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Posted on 2014/12/04 Thu. 21:45 [edit]

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